いか道楽で使用している主なイカの種類 |
■剣先イカ(ツツイカ目・ヤリイカ科・ヤリイカ属)
別名= ヤリイカ(地方名) 、アカイカ、ゴトウイカ(地方名)、めひかりいか
特徴 :ヤリイカ科に属し、5月頃から10月頃までが旬で「夏イカ」とも言われ、甘味が強く美味しいイカで「イカの王様」といわれる最高級のイカです。ヤリイカ(ササイカ)によく似ていますが、外套も触腕も太め。体色は赤いピンク色で体は細長く触腕は比較的長く、角質環には30~40の円錐形の鋭い歯が並んでおり、活きたまま調理する時は噛まれる恐れがあるので、注意が必要です。 また、いかの町呼子のいか料理専門店では活き造りとして出されており、透明感と上品な甘味の剣先イカの最高の美味しさを求めて日本全国からお客様が押し寄せます。 |
 |
■ヤリイカ(ツツイカ目・ヤリイカ科・ヤリイカ属)
別名= ササイカ(地方名) 、テナシ、テッポウ、シャクハチイカ(地方名)
特徴 :ヤリイカも甘味が強く美味しいイカです。剣先イカに似ていますが、体は笹みたいに極端に細長く、触腕は短く、細く弱々しいので区別できます。いかの町呼子では、正式名剣先イカのことをヤリイカと言い、正式名ヤリイカのことをササイカといいます。少しややこしいですが、剣先イカに比べて下足が短く体が笹みたいに細長く身が薄いので、見分けがつきます。
12月くらいから3月くらいまでが旬です。 |
 |
■アオリイカ(ツツイカ目・ヤリイカ科・アオリイカ属)
別名= ミズイカ 、モイカ、シロイカ、イズイカ(地方名)
特徴 :11月頃から3月頃までが旬で「冬イカ」とも言われ、甘味があって美味しいイカです。体は卵円形状で甲イカに似ていますが、れっきとしたヤリイカ科でメタボリックヤリイカとでも表現しておきましょう。触腕は比較的長く、身が厚いので、活き造りにする時は剣先イカやヤリイカの時とは違う削ぎ切りにします。また、剣先イカとは違った甘さと旨さをお楽しみいただけます。 |
 |